ダイワエース

ダイワエース(構造図/ろ過運転時)

ダイワエースとは?

特殊な発泡樹脂製の浮遊ろ材を使った浮遊層方式のろ過システムです。精密ろ過と生物膜ろ過が同時にできます。ろ過速度や接触時間を調整することにより、アオコ除去などを目的とした精密ろ過と水質改善を目的とした生物膜ろ過の2つの役割を1台で実現しています。さらに、設置スペースがコンパクトです。

 


Before/Afterの写真をご覧ください。原水=Beforeで、処理水=Afterです。濁っていた水が、クリアな水へバージョンアップしました。

ダイワエースは都内の公園にも採用されています。公園にやってくる鳥や小動物にも安全な水資源システムであることが実証されています。

Before/Afterの写真。原水=Before処理水=After
Before/After

ダイワエースの特長

  • 発泡樹脂の浮遊ろ材を使用(上向流式)
  • 逆洗はエアによる曝気で行う。
  • 体積当たりの接触面積が広い。
  • 生物ろ過や精密ろ過と広範囲の水処理に対応可能。

ダイワエースのメリット

  • 摩耗分のろ材を補充するだけ。ろ材の交換なし。
  • 逆洗水が少ない。
  • 施設の設置面積がコンパクト。
  • 流速を早くしても詰まりづらく大容量の水処理が可能。

ダイワエースは、環境省による環境技術実証試験(2014年発表)で効能が実証されました。

環境省による環境技術実証試験写真
  • 実証番号:080-1301
  • 実証時期:2013年11月
  • 実施場所:東京都 皇居外苑濠 濠水浄化施設
  • 実証項目である濁度は、原水濃度42度に対して処理水濃度7度に改善
  • 目標値の「濁度10度以下」を達成。除去効率は86%と実証

※用語解説:環境技術実証事業とは、第三者機関が環境技術環境保全効果を実証し結果を環境省のWebサイトで公表することにより環境技術の普及を支援するものです。上記のように公的機関による実証実験でも成果を出しています。



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PR動画

有栖川宮記念公園で活躍する「ダイワエース」

 

【動画の内容】

東京都港区にある有栖川宮記念公園での設置例を紹介しています。公園には、人口の滝があり、水は渓流となって池へ流れます。有栖川宮記念公園の水の浄化装置として、20年以上、ダイワエースが活躍しています。


ダイワエースが業界紙に取り上げられました!

「環境浄化技術」2023年3月/4月号 日本工業出版

 

精密ろ過・生物膜ろ過による水質浄化システム/ダイワエース

 

ダイワ工業株式会社は、水質汚染の原因となる水中の懸濁物質や有機物、富栄養化成分を同時に除去できる精密ろ過・生物膜ろ過システム「ダイワエース」を開発しました。ポイントは、環境にやさしい浮遊性の特殊な樹脂ろ材を使う点です。

 

ダイワ工業株式会社が開発した浄化システムの概要や実施事例をご紹介してもらいました。現在、さまざまな水質浄化施設へ持続可能な「ダイワエース」をご提案しています。


今後も、水処理技術のパートナーとして社会貢献につながるように最善の努力をいたします。

火力、水力、バイオマス発電所のイラスト、発電所のイメージ